実習活動の見える化を目的とした『実習登録』機能と
医学部が必要と考える到達目標を設定し評価する『到達目標の可視化』機能を
盛り込んだポートフォリオ・システム

現在、日本の医学教育のレベルは高いと言われていますが、臨床実習に関しては期間が他国に比べ短く、見学型であるという課題がありました。2010年9月米国医師国家試験受験資格審査NGO団体(ECFMG)からの通告を受け、日本医学教育評価機構(JACME)が設立され、全国の医学部・医科大学は2022年までに認証を受ける予定となっています。

医学教育評価で特に注視する点として、『臨床実習の充実:見学型から診療参加型臨床実習へ』『医学部自身による継続的な自己点検、改良(PDCA)』があげられるようになりました。
「実習を効率的に実施したい」「目標を達成する指標がほしい」という学生に対し、現在の活動状況や目標到達レベルを確認し、さらなる成長に向け目標を設定できるようなシステム構成となっております。

このシステムを利用することにより、教員は学生の実習の内容を確認し、必要な実習の指導をすることができ、また、到達目標を実践している学生に対して、学生の自己評価と教員の評価の比較をすることで、的確な指導につなげることができます。結果として医学教育評価を受けるために必要なものを実践・管理することができます。また『実習登録』機能におきましては看護学科にて日々行われている実習成果を登録し、看護技術実践及び習得内容を一元管理できるシステムとしても有効活用することができます。

Univision 医療・看護系学生ポートフォリオ・システム

システムの特長

実習登録機能

 学生は実習の予定を確認し、実績を登録することができ、病棟実習や外来実習の状況、習得技能について登録することが可能です。
 そのことにより段階的な実習の実践及び収録を計画的に行うことができ、実績についても確認することができます。
 また、教員より登録されたコメントを確認することができ、効率的な習得をすることができます。

到達目標登録機能

 あらかじめ管理者が設定した設問に対して、学生が自己評価をすることができ、教員からどのようなことが求められているか確認しながら進めることで確実な習得内容の把握ができます。
 また、学生の自己評価と教員の評価を比較することができ、きちんと実習を習得するための指標を学生と教員とで合わせることができます。
 結果として、大学が求める技術を身に着けるために必要な技術の習得を効率的に行うことができます。

システムの主な構成
  • 製品概要
      UniVision 医療・看護系学生ポートフォリオ
  • 内訳
      ・実習登録パッケージ
      ・到達目標パッケージ
      ※上記いずれかにMini-CEX機能を搭載可能
システムの導入の流れ
ご利用の学務システムからの基礎情報連携方法の調査
基本情報収集のプログラム開発
SRA社製UniVisionをご利用のお客様は「学生ポートフォリオ」標準機能の基礎情報収集で連携を行うことができます
お客様の環境での動作テスト
運用方法の決定またはそのサポート

ポートフォリオシステムの導入に際しては、お客様の学内で利用されている学務システムから学生の基礎データなどの情報を 連携する方法を調査させていただき、最適な方法をご提案させていただきます。

動作環境
OSRed Hat Enterprise Linux / CentOS
CPUIntel Xeon 3GHz以上 4Core以上
メモリー8GB以上
ソフトウェアTomcat、Apache

関連リンク

お問い合わせ先

株式会社SRA西日本 営業本部
文教システム担当(吉村)

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